カワイイけど気が荒い。民家にも侵入し、在来種をエサにしています。
指名手配ファイル2番 アライグマ
アライグマの概要
英名:Raccoon 学名:Procyon lotor 分類:哺乳類 食肉目裂脚亜目 アライグマ科 体長・体重:40~60センチ・10~20キロ 特徴:顔に黒い帯と尾にしま模様がある。夜行性、木登りが得意である。
かわいい顔して、実はかなり凶暴です
日本では1962年愛知県犬山市の動物園から逃亡したのが最初で岐阜県にも拡大。1970年代になると、テレビの「あらいぐまラスカル」で有名となり、ペットとしてかわいがられるようになった。しかし、アライグマは成獣になると気が荒く、凶暴になるので捨てられることが多くなり、繁殖力も強いことから、北海道、東京、千葉、神奈川、岐阜、愛知などに生息域を拡大し、問題となっている。
事件のあらまし
現在、アライグマが急増中の神奈川県鎌倉市周辺では推定700頭が生息し、人家の天井裏や空き家などに住むようになり、ノミが発生したり、また庭のコイを食べるなどの被害が続出している。2004年8月に愛知県春日井市の住宅街で犬の散歩をしていた主婦が襲われて、腕など26ケ所を咬まれた事例も発生している。
このようにアライグマは、農作物への被害、家屋への侵入による損壊、回虫の幼虫移行症を引き起こす人畜共通伝染病を媒介したり、在来種であるキツネ・イタチ・タヌキなどとの競合、野鳥への被害など日本の在来生物への影響が心配されています。
きちんとした飼育管理が必要です
現在ペットとして飼育している場合、絶対に逃がさないよう、徹底した管理が必要となります。
お問い合わせ
ヤマビル研究会 (代表:谷 重和)
電話番号: 後日掲載いたします。
問合せはメールでお願いいたします。
yamabiru.mail@titan.ocn.ne.jp
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