生息場所の環境がひとめでわかるいきものたちをご紹介
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さがしてみよう、水辺のいきもの
水辺に住むいきものを調べることで水のよごれぐあいを知ることができます。このようないきものを環境指標生物といいます。
水質ごとに住んでいるいきものが変わります。
サワガニ・プラナリア・カワゲラ類(幼虫)・カゲロウ類(幼虫)・ヘビトンボ(幼虫)・トビケラ類・サンショウウオ(幼生)・モノアラガイ
トビケラ類の一部・カゲロウ類の一部・カワニナ(きれいな水に生息している場合もあります)・ミズムシ・ヒル・サカマキガイ・イトミミズ
ユスリカ(あかいろ)の幼虫・ヒル、サカマキガイ、イトミミズが多く見られます。
イトミミズ・ユスリカ(あかいろ)の幼虫・サカマキガイ
もう少し詳しく見てみましょう
きれいな水
サワガニ
プラナリア
カワゲラ類(左:幼虫、右:成虫)
体長は10mm~30mm、尾は2本。胸の下面や腹の末端にふさ状のえらがある。 あしの爪は2本。(カゲロウ類の幼虫と間違えやすいので注意。)
カゲロウ類(左:幼虫、右:成虫)
体長は10mmm~20mm、尾は2本か3本。あしの爪は1本。 (カワゲラ類の幼虫と間違えやすいので注意。)
流れの速い上流に住んでいるカワゲラやカゲロウの幼虫は体が平たく、水の流れに対して抵抗が少ないようにできています。
ヘビトンボ(左:幼虫、右:成虫)
体長は70mm程度
トビケラ類(左:幼虫、右:成虫)
40mm程度になるものある。体は細長いイモムシ状。あしは3対。 腹部の色はうすく、やや緑色に見える。
サンショウウオ
モノアラガイ
少し汚れた水
サカマキガイ
カワニナ
カワゲラ類がいなくなり、トビケラ類の一部、カゲロウ類の一部が見られるようになります。他にミズムシ、ヒル、ホタルの好物で知られているカワニナ(きれいな水に生息している場合もあります)、サカマキガイ、イトミミズが見られます。
汚れた水
釣りえさのアカムシとして知られているユスリカ(あかいろ)の幼虫、ヒル、サカマキガイ、イトミミズが多く見られます。
(左:ユスリカ成虫 右:ユスリカ幼虫(アカムシ))
かなり汚れた水
川底の泥にはイトミミズが多く、ユスリカ(あかいろ)の幼虫、
サカマキガイなど1~2種類しかいない。
横川吸虫/水辺のいきもの/ユスリカ/ワラジムシ/タマムシ/ハサミムシ
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ヤマビル研究会 (代表:谷 重和)
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